一人で抱えず、チームで現場を回す
相澤工業株式会社の現場には、声を掛け合いながら作業を進める空気がある。一人で仕事を抱え込むのではなく、周囲と連携しながら現場を動かす体制を整えてきた。山形県酒田市を拠点に法面工事を専門とする土木会社で、1986年の設立以来、日々の積み重ねを通じてスタッフが技術や判断力を身につけてきた。急傾斜や高所を伴う現場もあるため、まずは作業や雰囲気に慣れることから始められるよう配慮している。資本金1,000万円、山形県知事許可(般-7)第700286号のもとで事業を営む。
手がける工事と、その専門性
仕事の中心は、人工斜面の安全を確保する法面工事だ。斜面に種や肥料を吹き付けて緑化する作業、金網張り、斜面への型枠設置、モルタルを吹き付けての格子枠造成と、工程は現場によって組み替えられる。急傾斜地や狭小地でも施工できる無足場アンカー工法を採用し、酒田市周辺で難しい案件を数多く引き受けてきた。対応エリアは酒田市を起点に鶴岡市、三川町、庄内町、遊佐町へと広がり、東北各地でも施工実績を持つ。
法面工事は山肌の斜面対策や宅地造成後の保護を担う分野で、専門性の高さから近年ますますニーズが高まっている。取材で現場の話を聞くうち、危険を伴う作業だからこそチームで支え合う文化が根づいたのだと納得した。技術的な研鑽を怠らず、環境に配慮した施工を心がける姿勢が、日々の作業の一つひとつに表れている。
育成を支える教育体制
相澤工業株式会社は、実践的なスキルを基礎から学べる教育体制を整え、個々の習熟度に応じた指導を行っている。学歴や経験を問わず応募でき、20代の技能実習生も歓迎する。未経験からスタートしても、先輩が一から丁寧に教える体制と資格取得支援によって専門知識を習得できる。募集は法面工および土木作業員と、工程・品質・安全を管理する法面工事管理者の2職種だ。
勤務は8時から17時、土日休みが基本で、鶴岡市など周辺地域からの通勤にも対応する。自分が携わった仕事が地域の安全につながるやりがいを実感でき、一生モノのスキルを磨ける専門職として仲間を迎え入れている。従業員が一丸となって成長を目指す環境が整っている。


