農地相談も売買相談も、ひとつの窓口に
農地や生産緑地の相談から、家や土地の売買・賃貸、資産や税金の相談まで、シルバーリアルエステートは一つの窓口で幅広く受け止めている。多くの不動産会社が売買や賃貸を中心とする中、農地専門の「農地研究所」という取り組みを持つ点は珍しい部類に入るだろう。都市部の農地には生産緑地制度など特有の制度が関わるため、一般的な不動産知識だけでは対応が難しい分野でもある。
例えば実家の売却を考えつつ、隣接する農地の扱いにも悩んでいるという相談者にとって、両方をまとめて一つの窓口で進められる点は負担の軽減につながる。
生産緑地、30年という制度の重み
生産緑地は指定から原則30年間、農地として維持することが前提となる制度で、自由に指定を解除することはできない。税制面では固定資産税が農地評価となり負担が軽くなる場合があるほか、条件を満たせば相続税の納税猶予も利用できる。一方で管理を継続する必要があり、土地利用の自由度は低くなる。シルバーリアルエステートはこうした制度の両面を踏まえたうえで、農業を続ける、貸す、転用するといった選択肢を一緒に検討している。
30年の期間が経過した農地では、所定の手続きを経て農地転用や売却が可能になるケースもあるという。
資産・税金の相談は、金融機関出身の視点から
代表の阪上良彦氏は1980年に証券会社からJA兵庫六甲へ転職し、9年間の支店長職を経て2019年に独立した。この経歴を土台に、不動産の賃貸や購入に伴う税金など資産に関わるお金の相談に対応している。2級FP技能士としての知識もあわせ、専門的な内容を基礎から説明する姿勢を大切にしている。
「金融の実務を知っている人に相談できて安心した」と感じる利用者も多いという。
宝塚市長尾町、営業時間と立地
事務所は兵庫県宝塚市長尾町14番2号にあり、JR宝塚線中山寺駅から徒歩約12分、阪急宝塚線山本駅から徒歩約15分。営業時間は9時から18時で、定休日は水曜日と日曜日、駐車場も用意されている。
正直、農地から資産相談まで扱う幅の広さに反して、事務所へのアクセスや営業日といった基本情報がしっかり明示されている点に好感を持った。ファミリー世代からシニア世代までという対象の広さも、この立地の分かりやすさが支えているのだろう。


