目的の違う施設が地続きにある
MIRAI PARKの面白さは、目的の異なる場が同じ敷地に地続きで並んでいる点にある。愛された記憶を未来へ、と掲げるフォトスタジオのnico photo studio。集まる・学ぶ・挑戦するをうたうレンタルスペースのSPACE SORA。誰でも自由に使える体育館のX PARK 1510。ひらけた森のForest。複数の教室が動くLESSONSに、SMILE PROJECT。撮影に来たついでに身体を動かす、教室の前後に森で過ごす、といった過ごし方が一か所で成り立つ。
群馬県伊勢崎市上田町という立地で、これだけ性格の違う機能を束ねているのは珍しい。「公園でも、学校でも、施設でもありません」という自己紹介は、既存の枠に収まらないこの構成そのものを指している。個人的には、写真館と体育館と森が同じ看板の下に並ぶ光景に、この場所の発想の自由さを感じた。
一人ひとりの「やってみたい」に施設が応える
機能の多さは、理念と地続きだ。MIRAI PARKは、子どもたち一人ひとりの個性を大切にし、それぞれの「やってみたい」を応援すると明言している。踊りたい子にはダンスやチア、バレエの教室があり、つくることや考えることが好きな子にはプログラミングやMIRABOがある。身体を動かしたいならX PARK 1510、記録を残したいならnico photo studio。「好き」の形が違っても、それぞれに応える受け皿が用意されている。
成長のスピードも、好きなことも、得意なことも一人ひとり違う。だから誰かと同じじゃなくていい——この考え方が、多機能な施設構成の背骨になっている。子どもがその子らしく育つことを軸に据えているからこそ、入口を一つに絞らない設計になっている。
家族単位で通える基盤
家族で通う場所として見ると、基本情報の分かりやすさも利点だ。オープンは10時、クローズは平日21時・土日18時。電話は0270-61-7223で受付は18時まで、駐車場は15台。所在地は〒379-2225 群馬県伊勢崎市上田町92で、車での来場を前提にした地方型の拠点になっている。体験会や催しの情報は公式LINEから届き、SPACE SORAの予約状況はホームページで確認できる。子どもの教室、家族の撮影、地域のイベント——世代や目的をまたいで一つの場所を使い回せる点が、日常のなかでの通いやすさにつながっている。


