点彫と字彫りが生む陰影
御影石に細かな粒を打ち込む点彫は、光の陰影で像を浮かび上がらせる技法だ。タカプランニングは、この点彫と、文字を彫り込む字彫りを組み合わせたメモリアルプレートを制作している。粒の密度や深さを変えることで、写真のような濃淡が石の上に立ち上がる。宮城県仙台市の工房で、一枚ずつ手作業で仕上げていく。硬い御影石だからこそ、彫った線が長く崩れず残る。打ち込む粒の一つひとつが、像の濃淡を少しずつ形づくっていく。
御影石の点彫・字彫り作品は、145×200×15のサイズで31,460円(税込)前後から相談できる。同じ御影石でも、彫りの手法や大きさによって33,880円や35,090円(税込)といった価格帯がある。字彫りだけの作品なら、200×200×15で50,600円(税込)前後が目安だ。予算を伝えれば、それに合う石材と仕様が提案される。写真を組み合わせた作品なら、さらに細やかな表現まで相談できる。
御影石が硬質で陰影の際立つ石なら、天然大理石は模様のやわらかさが持ち味だ。大理石は一枚ごとに柄が違い、光の角度で表情を変える。刻む内容や飾る場所に合わせて、二つの石から選べる。石の個性を見比べる時間そのものが、制作の入り口になる。白やピンクといった大理石の色も、仕上がりの印象を左右する要素になる。
暮らしのそばで手を合わせる
広い仏間を確保しにくくなった住まいでも、故人を想う気持ちは変わらない。リビングの棚やサイドテーブルに置ける小ぶりなプレートは、身近な場所での供養に向いている。手のひらに収まる大きさなので、日々目にしながら手を合わせられる。宮城県仙台市の工房から、そうした一枚を全国の家庭へ送り出してきた。故人の面影を近くに感じられるのが、手元供養の良さだ。写真立てとはまた違う、石ならではの落ち着いた存在感がそこにある。
ペットとの思い出を石へ残したいという相談も寄せられる。小さな骨壷を傍らに置きながら供養できるよう、暮らしの空間に馴染む大きさで作られる。生前によく過ごしていた窓辺へ据える人もいる。写真彫刻なら、その表情をそのまま石の上へ写せる。目に入るたびに、共に過ごした日々がやわらかによみがえってくる。屋外の墓所とは違い、室内でいつもそばに置けるのも石ならではだ。
正直なところ、点彫で浮かぶ濃淡のやわらかさには、機械彫りとは違う手のぬくもりがあると感じた。硬い石の上に、これほど繊細な陰影が生まれるのかと目を見張った。点彫は御影石の硬さと相性がよく、細部まで丁寧に彫り分けられる。
全国から頼める受注体制
宮城県を拠点にしながら、依頼は全国から受けている。来店せずとも、電話やオンラインでデザインの細部まで相談できるためだ。写真や希望する言葉を送れば、そこから制作の話が動き出す。仕上がった品は手元へ配送され、離れた土地でも供養や記念の形を残せる。宮城の工房と全国の依頼者を、電話やオンラインの手段が結んでいる。
営業は10時から17時、水曜と第一・第三日曜が休みで、電話022-794-7927やFAX022-794-9627から問い合わせできる。支払いは電子決済にも対応し、遠方からの依頼でもやり取りが進めやすい。受注生産のため、内容が固まってから制作に入る。初めての人向けに、注文から納品までの流れをまとめた手引きもある。問い合わせから完成まで、宮城県仙台市の工房が一貫して受け持っている。


