1日1組だけが使える海辺の貸切ヴィラ
神奈川県真鶴町の海沿いに立つヴィラ ウェストサイドは、完全貸切制の宿泊施設として1日1組だけを受け入れている。定員は4名で、ツインベッドにダブルサイズのエアベッドを加えた客室は、小さな子ども連れでもゆとりを持って過ごせる広さが確保されている。大きな窓の向こうには相模湾の青い海面が広がり、朝は水面に反射する光、夕方には水平線へ沈む太陽が室内にまで入り込む。別荘を借りたような感覚で滞在できるため、家族旅行にも友人同士の集まりにも使いやすい。
個人的には、他の宿泊客がいない環境で過ごす朝の静けさが印象的だった。起き抜けにポーチへ出ると潮の匂いだけが漂い、時間の流れ方がまるで違う。客室内にはユニットバスがあり、別棟には2〜3人で入れる風呂も用意されているので、入浴の順番待ちでストレスを感じることもない。冷蔵庫や電気調理器具、カウンターも揃っており、買い出した食材で簡単な料理を楽しむ滞在スタイルも選べる。
犬や猫と一緒に泊まれる宿
ヴィラ ウェストサイドはペット同伴での宿泊を受け付けている。犬も猫も一緒に連れてこられるため、預け先の手配に悩む必要がなくなる。貸切制なので周囲の目を気にせず過ごせるという声が利用者から目立つ。海辺を散歩してから広めの客室でくつろぐ、という一日の流れが人にもペットにも負担が少ない。
食器やベッドなど普段使っているものを持参すれば、環境の変化によるペットの緊張も和らぎやすい。連泊すると場所に慣れてさらに落ち着くため、2泊以上で利用する飼い主も少なくないようだ。真鶴の海岸沿いは車通りが少ないエリアもあり、リードをつけた散歩コースとしてちょうどいい距離感が保たれている。
舟盛りとバーベキュー、真鶴の食を満喫する
予約制で提供される舟盛りは、真鶴港で水揚げされた新鮮な魚介を盛り合わせた一皿。季節によって内容が変わるため、訪れるたびに異なるネタに出会える。敷地内にはバーベキューセットが常設されており、食材や機材を自分で用意しなくても手ぶらで炭火焼きが始められる。玄関先のポーチや緑に面したスペースで、潮風を受けながらの食事は開放感が段違いだった。
「子どもが釣った魚をその場で焼いて食べられた」という利用者の声もあり、食事とアクティビティが自然につながる滞在になりやすい。磯釣り初心者向けに竿などの道具も貸し出しているので、経験がなくても気軽に挑戦できる。釣果次第ではバーベキューの食材が一品増えるという楽しみ方も、この宿ならではの過ごし方になっている。
真鶴の自然を徒歩圏内で味わい尽くす
真鶴半島には松や楠、椎といった常緑樹が密集する原生林が残されており、お林展望公園までのハイキングコースは片道30分ほどで歩ける。海側ではダイビングやシュノーケリングのスポットが点在し、磯場では多様な海洋生物の観察も楽しめる。ヴィラ ウェストサイドからはこうしたフィールドへ徒歩でアクセスできるため、車を使わない日でも退屈しない。四季ごとに表情が変わる植生と海の色は、同じ場所でもリピートする動機になると感じる利用者が多い。
真鶴駅から徒歩約15分、バス利用なら小学校下停留所から徒歩約4分というアクセス。駐車場は2台分が確保されており、営業時間は6:00から22:00まで、定休日は設けていない。電車でもマイカーでも到着しやすい立地に加え、早朝から夜まで柔軟に対応してもらえるので、チェックイン前後の時間もゆるやかに使える。


