予算の制約から夢を形にする家づくりの姿勢
「お金をかけていい家を造るのは当たり前」——この言葉を掲げる(有)中津山工務店は、限られた費用の中でどこまで住まい手の希望を反映できるかに真正面から向き合っている。平成11年の創業以来、さいたま市岩槻を拠点に新築・リフォームを手がけてきた同社の根底には、コストと理想のバランスを徹底的に追求する考え方が一貫して流れている。代表取締役社長・中津山俊希が率いる現場では、見積もり段階から施主と膝を突き合わせ、一つひとつの工程に優先順位をつけながらプランを組み立てていく。住まいに関わることなら大小問わず引き受けるという方針が、地元での相談件数の多さにつながっている。
個人的には、「予算が少ないから無理」ではなく「予算が少ないからこそ工夫する」という発想に切り替えている点が印象的だった。施主の声をじっくり聞いたうえで材料の選定や施工手順を調整し、削れる部分と譲れない部分を明確に分ける進め方は、打ち合わせを重ねるほど納得感が増すという声が目立つ。フリーダイヤル0120-994-706で気軽に問い合わせができる窓口も、初めて工務店に連絡する人にとってはハードルを下げる仕組みになっている。営業時間は8:00〜17:00で、朝の早い時間帯から受け付けている。
第三者機関の保証で裏付ける施工品質
住宅保証機構の「すまいるガード」による住宅完成保証、JIO日本住宅保証検査機構への加盟と、(有)中津山工務店は工事品質を外部の目で検証する枠組みを複数備えている。万が一施工途中にトラブルが発生した場合でも、第三者保証が機能するため施主が経済的リスクを負わずに済む。埼玉県知事許可(般-3)第56167号、増改築登録番号950736号、産業廃棄物処理業許可といった公的資格もすべて取得済みである。法令面の要件を漏れなくクリアしたうえで現場に入るため、工事の途中で行政上の問題が生じる余地がない。
住宅リフォーム紛争処理支援センターにも加盟しており、引き渡し後に不具合や疑問が生じた際の相談ルートが確保されている。こうした制度を知らずにリフォームを依頼してしまい、完成後に後悔するケースは少なくないと聞く。同社の場合、契約前の段階で保証制度の内容を書面で説明するため、「工事が終わってからも安心できる」と感じる利用者も多い。保証体制を積み重ねてきた20年超の歩みが、岩槻エリアでの継続的な受注に結びついている。
日常の不便を見逃さないリフォーム対応
蛇口の水漏れ、建具の建て付け不良、壁紙の剥がれ——日々の暮らしで気になる小さな不具合にも(有)中津山工務店は対応を断らない。大規模な改修だけでなく半日で終わるような補修工事にも職人を手配できるのは、地元密着で動いている工務店ならではの機動力による。リフォームの提案では、現在の生活動線や将来の家族構成の変化まで視野に入れ、工事後に「使いにくくなった」という事態を避ける設計を心がけている。さいたま市内を中心に対応エリアを絞ることで、依頼から着工までの時間を短く保っている。
たとえば高齢の親世帯と同居を始めるにあたり、廊下の手すり設置とバリアフリー化をまとめて依頼するようなケースでは、一度の打ち合わせで複数箇所のプランが出てくるという。部分的な修繕を別々の業者に頼むよりも全体の整合性が取れるため、仕上がりに統一感が出る。工事中の養生や近隣への挨拶まで自社で対応している点も、住宅街での施工では見落とせない要素になっている。
岩槻の暮らしを支え続ける地域との接点
創業から四半世紀近くが経ち、(有)中津山工務店が手がけた住宅はさいたま市岩槻区を中心に数多く残っている。新築時に担当した家のリフォームを再び依頼されるリピートの流れが自然に生まれており、建物の履歴を把握した状態で改修に入れる点は施主・施工者双方にとってメリットが大きい。地域の気候条件や地盤の特性を熟知した職人が現場を担当するため、土地ごとの事情を踏まえた判断が早い。経験の蓄積がそのまま施工精度に反映される構造ができあがっている。
「前に建ててもらった家の具合がいいから、今度は実家もお願いしたい」という紹介経由の依頼が一定数あると聞く。広告宣伝に大きく予算を割くタイプの会社ではなく、口伝えで仕事がつながっていく昔ながらの工務店の姿がそこにはある。建設から維持管理、急な修繕までひと通りカバーする体制を維持しつつ、地元との距離感を変えずに事業を続けている。


