建築から家具、外構までを一体で計画する
空間の質は、建物の骨格だけで決まるものではありません。株式会社SPROUTZ Studioは、建築・インテリア・家具・ランドスケープを総合的に計画し、素材や光、動線といった細部まで検討しながら、長く使い続けられる空間を組み立てます。壁や床の内側から屋外の環境まで、ばらばらに扱わず一つの環境として整えるやり方です。設計監理まで自らの手で担うため、構想の段階で描いた質を、完成まで保ちやすくなります。
扱う対象も一様ではありません。住宅や別荘、商業施設、地域拠点まで、用途の異なる建物に幅広く対応しています。建築設計に加え、家具設計やランドスケープ設計まで守備範囲に含めていることが、この一体的な計画を可能にしています。
受賞作が示す、総合的なデザインの厚み
総合力の手ごたえは、外部の評価にも表れています。『団地テーブルHANAMIGAWA』は千葉市都市文化賞2025の優秀賞に選ばれ、日本空間デザイン賞2025では入選とヤングタレント賞を重ねました。空間デザインの分野で評価されたこの実績は、建築の枠にとどまらないアプローチの表れでもあります。代表の浅子雄祐が前職で担当した『THE CONTOUR』も、グッドデザイン賞2024を受けています。
評価の広がりは、一つの領域に偏っていません。学生時代には東京工業大学大学院で専攻の最優秀賞を得ており、若い時期から設計への評価を積み重ねてきました。個人的には、都市文化賞と空間デザイン賞という性格の異なる賞を同じ作品で得ている点に、扱う領域の広さがよく出ていると感じた。
光や素材への目配りが、日常の質を決める
株式会社SPROUTZ Studioが細部にまなざしを向けるのは、日々の使い心地が素材や光の扱いで大きく変わるからです。設計の段階では、建築・インテリア・家具・照明までをまとめて描き、美しさと機能を並び立たせながら一つずつ詰めていきます。動線の取り方や光の入り方まで含めて検討することで、暮らしや仕事の質そのものを底上げしていく狙いがあります。細部を積み重ねた先に、長く使い続けられる空間が立ち上がります。


