川崎を起点に関東各地の現場を回る
神奈川県川崎市川崎区渡田新町に本社を構える株式会社Ti-TECは、この立地を起点として関東一円の現場へ通います。担当する現場は小規模な店舗から中規模の施設まで幅があり、規模も内容も一定でないため、その都度あたらしい判断や工夫が要る場面が重なります。低圧受電を扱ってきた技術者はもちろん、高圧受電の知識を持つ人材まで在籍し、依頼の中身に合わせて動ける範囲が保たれています。関東全域にわたる現場を踏むうちに、地域ごとに異なる建物や設備の事情へ触れられるのも、この仕事ならではの部分です。
本社から各現場へ機動的に動ける立地は、急ぎの相談に応じやすい理由にもなっています。取材して感じたのは、通う範囲の広さを負担ではなく学びの機会として捉える空気でした。
電気設備から機械設備まで受け持つ施工
株式会社Ti-TECの仕事は、事業者向けの電気設備工事全般です。構内電気設備工事を軸に、高圧受電設備の設置や各種設備の導入まで扱います。表に出ない配線や受電の工程こそ建物の稼働を止められない部分のため、施工の精度がそのまま事業者の営業を左右します。電気の配線に限らず、機械設備の増設やエアコンの設置まで同じ体制で引き受けるため、設備まわりの相談を一箇所にまとめたい事業者が動きやすくなります。
高圧受電のように専門性が問われる工程を社内でこなせることは、外部業者を挟まない身軽さにつながります。図面の段階から現場の要望を反映しやすく、設備を使い続けるなかで生じる相談まで同じ会社に頼める流れができています。
未経験から幅広い技術を身につける道
人柄とやる気を軸に人を集めてきた株式会社Ti-TECでは、工具を握ったことのない状態から始めた社員が数多く現場に立っています。電気工事士の資格を持つ先輩がマンツーマンで付き、道具の名前から段取りまで順を追って教えます。第一種、第二種電気工事士の受験費用は会社が負担し、試験前にはベテランが実技の要点を横で見せます。20代から50代までが同じ現場で助け合うため、年齢に関わりなく幅広い技術が自然と身についていきます。資格が増えるほど任される工程も広がり、独立を思い描く社員には現場管理や経営の考え方まで伝わっていきます。


