業者を渡り歩かずに済むという発想
住まいの改修は、分野ごとに頼み先が分かれるのが長らく当たり前だった。内装は内装、外構は外構、庭木は庭木と、依頼者が別々の会社を探して回る。株式会社ENは、その手間を根本から省く発想で動いている。内装や外装のリフォームを軸に、外壁塗装や解体を含む建築工事一式、さらに庭木の伐採や抜根までを一社でまとめて引き受ける。窓口が一本にまとまるため、複数の業者と並行して交渉する負担が生まれない。戸建てやマンション、アパート、空き家まで対象に含み、住まいのあらゆる困りごとを同じ会社で片づけられる造りになっている。
相続不動産という重い相談への構え
扱う範囲は、いま住んでいる家の工事だけではない。親から相続した不動産について、どう扱えばいいか迷う段階からでも相談を受け付けている。長く空き家だった物件で修繕が必要な場合、活用へ進めるか売却へ切り替えるか、依頼者の事情を聞き取りながら道筋を立てる。判断に要る材料は、住まいに特化してきた会社の視点から示される。物件をどうしたいのか、活用するなら何が必要になるのかを一緒に整理していくので、不動産の扱いに不慣れな人でも次の一手を決めやすい。
建物の種類ごとに手のかけ方を変える
戸建てでは、キッチンを広げたい、壁紙を貼り替えたいといった要望に応じ、暮らしやすさを底上げする。マンションの一室なら、管理会社やオーナーに工事の適用範囲を確かめてから内装に手を入れ、住人どうしの折り合いをつくる。賃貸のアパートでは、建物全体の修繕を望むオーナーと、室内の設備を良くしたい入居者、双方の立場から依頼が入る。
どの建物でも、初回の相談から工事の完了まで自社のスタッフが担当し、途中で顔ぶれが変わらない。代表取締役の古澤蓮氏は、いつでも気軽に声をかけられる会社を目指すと掲げている。相談も見積もりも無料で、電話は080-8392-5957、朝9時から夜7時まで、水曜を定休とする。個人的には、立場の違う依頼を一つの会社でさばける造りが、集合住宅の工事では特に効いていると感じた。
発信を通じて見える日々の仕事
手がけた工事は写真つきの施工事例として公開され、つくば市の植栽伐採と庭石撤去のように、頼む前から仕上がりの傾向をつかめる。県内の各地で住まいのさまざまな要望に応えてきた記録が並び、仕上がりの質を重んじた作業ぶりを着手の前から確かめられる。日々の活動はブログ、業界の知識はコラムで発信され、2026年7月17日にはつくば市の伐採工事の記事が載った。リフォーム会社選びのコツをまとめたコラムもあり、依頼先を見極める段階から目を通せる。リピーターも多く、東京都の40代の方はリフォームと庭の伐採をまとめて頼めて満足したと振り返っている。


