利用者の声が示す、定期報告の実用性
「毎月、外観や庭の様子を写真付きのレポートで送ってくれるので、現在の状態が手に取るようにわかる」という東京都在住の利用者の言葉は、このサービスが遠方オーナーの日常的な不安をどう変えるかを正直に伝えている。大野総業株式会社は定期巡回を通じて建物と敷地を継続的に確認し、写真と文字で状況を可視化して届ける。
台風の後に即日確認と報告が届いたケースは、通常の巡回スケジュールを超えた動きを示している。緊急時にも連絡が届く体制は、日常管理との連続性があることで初めて成立する。
「何から手をつけるか」がわからない状態を整理する
実家を相続して間もない、あるいは長年放置してしまっていたという状態からでも相談を始められる。無料の空き家診断を起点に、現地確認・状態の共有・今後の方向性の相談という流れで一緒に整理していく設計だ。納得のいかないまま次に進めることはしないという点を、サービスの流れのなかで明確にしている。
「無料診断を利用したら、良いところも悪いところも包み隠さず教えてもらえた」という大阪在住の利用者の体験は、診断の場で何が起きているかをリアルに伝えている。スタッフが「若くて誠実」という印象を複数の声が指摘しているのは、フットワークの軽さと対応のていねいさが一致している様子を示す。
草刈り・修繕・屋内管理まで対応する守備範囲の広さ
雑草の繁茂は敷地内の問題にとどまらず、近隣への影響や建物の印象にも関わるため継続的な管理が欠かせない。草刈りを管理メニューに組み込んでいることで、オーナーが現地に来なくても周辺環境の維持が続く。修繕については、現状を整える前段階として壁紙の剥がれや軽微な損傷にも対応しており、将来的な活用の選択肢を狭めないようにする意図がある。
プレミアムプランでは屋内の換気・通水まで対応範囲が及ぶ。「将来的に戻るかもしれない」という意向を持ちながら管理を依頼している利用者が選ぶケースが想定されており、個人的にはこのプランの存在が活用前提の所有者の選択肢を広げていると感じる。
代表が掲げる、10年後を見据えた提案の約束
「10年後、20年後に大野総業株式会社に相談してよかったと思っていただける提案を約束する」というのが代表・水口銀次郎氏の言葉だ。最新の法令知識や補助金制度、地域の専門家ネットワークを活用しながら、目先の受注より長期的な信頼関係を優先する方向で事業を展開している。
LINEやZOOMによるオンライン相談、24時間対応の問い合わせ窓口を整えているのも、所有者の多様な生活リズムに合わせるためだ。福井市城東四丁目を拠点に、県内の空き家問題に向き合い続けている。


