中間マージンゼロの価格設計
住宅設備の交換やリフォームを検討するとき、見積もりに含まれる仲介コストが気になるという声は少なくない。おうちプラスは販売と施工をすべて自社スタッフで完結させる仕組みを採っており、下請け業者を介さない分、料金から中間マージンが丸ごと差し引かれる。給湯器やガスコンロといった設備機器の価格だけでなく、工事費用も含めたトータルの出費を抑えられる構造になっている。費用面の不安を減らしたうえで依頼に踏み切れるのは、自社一貫体制ならではの恩恵だろう。
実際に「大手に出した見積もりと比べて数万円安くなった」という利用者の声が目立つ。直接やり取りが基本のため、現場で追加の要望を伝えた際にも伝言ゲームにならず、話がそのまま施工に反映される。見積もり段階で内訳を細かく提示してもらえるので、何にいくらかかっているかが見えやすい。価格交渉というよりも、最初から適正な金額が提示される感覚に近い。
在庫の厚みが生む即日施工
おうちプラスが各メーカーの給湯器・浴室暖房乾燥機・ガス暖房機器などを自社で常時ストックしているのは、突発的な設備故障に即応するためだ。在庫があれば部品の取り寄せ待ちが発生しないので、最短で当日中に施工が完了するケースもある。冬場に給湯器が壊れれば入浴も洗い物もままならなくなるため、このスピード感は生活インフラを守るうえで大きい。追い焚き機能付き給湯器など選択肢も幅広く揃えている。
個人的には、24時間365日の受付窓口を維持している点が印象的だった。深夜や早朝にトラブルが起きても、まず連絡だけは入れられるという安心感は数字以上の価値がある。営業時間は8時から17時だが、問い合わせ自体は時間を選ばない。急ぎの案件ほど「すぐ電話できる」という事実が心理的なハードルを下げてくれる。
愛知県稲沢市を起点とした住宅設備の守備範囲
愛知県稲沢市下津光明寺町に拠点を置くおうちプラスは、給湯器交換からキッチン・浴室まわりのリフォームまで、住宅の水回り・お湯回り設備を幅広く扱っている。運営元は2019年設立の株式会社市原住設で、地域の住宅事情に根差した施工を重ねてきた。対応範囲は機器の販売にとどまらず、設置工事・メンテナンスまで一括で請け負う形式。依頼先を分ける手間がなく、窓口が一本化されている。
たとえば築15年ほどの戸建てで給湯器の調子が悪くなり、ついでに浴室の乾燥機も入れ替えたいといったケースでは、両方をまとめて相談できる。別々の業者に連絡を取り、それぞれスケジュールを調整する煩雑さがない。工事日程も一度の訪問でまとめられることが多く、在宅して立ち会う回数を減らせるという声もある。複数の設備を同時に見直すタイミングほど、この一括対応の仕組みが効いてくる。
日常のインフラを途切れさせない運営方針
お湯が出る、水が流れる——そうした当たり前の機能が止まったとき、暮らしは一気に不便になる。おうちプラスはこの「当たり前」を維持することに事業の軸を据えており、設備の定期的な点検や早期交換の提案にも力を入れている。故障してから慌てて連絡するのではなく、劣化の兆候が出た段階で声をかけてもらう関係性を目指しているという。予防的なメンテナンスの意識を利用者側にも共有しようとする姿勢が見える。
「前回交換した給湯器の調子を、数か月後に電話で確認してもらえた」と話す利用者もいる。施工後のフォローが自然な形で続くのは、地域密着で顔の見える関係を築いているからだろう。大規模な広告展開よりも、既存の顧客との接点を丁寧に保つことでリピートや紹介につなげている。稲沢市周辺で水回りの困りごとを抱えたとき、最初に思い浮かぶ存在であり続けようとしている。


