設計から施工後まで自社で完結する運営スタイル
店舗の内装工事では、設計と施工を別々の業者へ依頼することで情報のズレやスケジュールの遅延が起きやすい。株式会社ラセルはその課題を構造的に解消するため、設計士と自社職人がひとつのチームとして動く体制を築いてきた。基本設計の段階でコストを数値化した比較資料を提示し、予算の透明性を担保しながらプロジェクトを前に進める。物件契約前の見積り対応からアフターメンテナンスまで、窓口が一本化されている点はオーナーの負担軽減に直結する。
個人的には、モックアップを本施工前に自社で製作し、光の反射や素材の質感を実物で確かめるプロセスが印象的だった。図面やCGだけでは判断しきれない微妙な色味の差や手触りを、施工に入る前にオーナーと職人が同じ場所で共有できる。こうした工程を挟むことで手戻りが減り、工期の圧縮にもつながっているという。設計意図がそのまま現場に届く仕組みとして、かなり合理的に機能している。
飲食・美容からクリニックまで横断する施工実績
年間の対応業態は飲食店、美容サロン、物販店にとどまらず、保育園や歯科医院といった施設系の案件まで広がっている。業態ごとに異なる衛生基準や消防法令をクリアする構造計画を設計段階で組み込み、着工後の手直しリスクを抑えている。株式会社ラセルが蓄積してきた施工事例は、新規のオーナーにとってコンセプト立案時の参考素材にもなる。同業態の完成写真や図面を見ながら打ち合わせを進められるため、イメージの共有が早い。
飲食店オーナーからは「厨房動線まで細かく検証してくれた」という声が目立つ。来店客の視線移動やスタッフの作業効率を同時に分析し、レイアウトへ反映する手法は業種を問わず採用されている。美容サロンでは施術台の間隔やバックヤードの収納量まで図面上で検証し、開業直後から現場が混乱しにくい設計を組む。東京を中心としたエリアで、こうした業態横断の知見が案件ごとに更新され続けている。
CGパースと動線設計で経営戦略と空間を結びつける
平面の図面だけでは伝わりにくい完成後の雰囲気を、CGパースによる立体プレゼンテーションで事前に可視化する。株式会社ラセルでは、この工程をオーナーとの認識合わせの起点に据えている。ブランドの世界観を崩さないまま、来店者が自然に奥へ進みたくなる視線誘導や回遊動線を図面に落とし込む作業は、設計士が使い手の心理を読み解くところから始まる。経営者が描く収益モデルと空間構成を連動させる発想が、設計の根底に据えられている。
たとえばカウンター席の配置ひとつにしても、調理パフォーマンスを見せる演出を優先するか回転率を重視するかで寸法が変わる。そうした細部の判断をヒアリング段階で丁寧に拾い上げ、CGパース上で複数パターンを並べて比較検討できるようにしている。最先端の工法や環境配慮型の素材情報も定期的にアップデートしており、提案の引き出しは常に増えている状態だ。
早稲田駅徒歩約1分の拠点と無料相談の間口
東京メトロ東西線早稲田駅から徒歩約1分の立地にオフィスを構え、打ち合わせスペースにはショールームが併設されている。壁材や床材、照明器具などを実際に手に取れる環境が用意されているため、カタログ写真だけでは分からない質感の違いを体感しながら打ち合わせが進む。打ち合わせ・現場調査・見積りまで無料で対応しており、出店候補が複数ある場合は物件ごとの工事費を並べて比較できる。
オンラインでの無料相談にも対応しているため、遠方からの問い合わせや開業準備初期の段階でも気軽に費用感を確認できると感じるオーナーが多い。物件選定の時点で工程と概算を明確にしておくことで、契約後のスケジュール遅延や予算超過のリスクが下がる。施工完了後もレイアウト変更や設備の入れ替えといった相談を継続的に受け付けており、開業後の事業フェーズに合わせた空間の更新が見込める体制になっている。


