オフィスの通信・IT基盤を丸ごと整える技術領域
電話回線の敷設やLAN配線工事、ビジネスフォン・複合機・サーバーの導入といったICT環境の構築を、株式会社ジャストリンクは一手に引き受けている。リモートワーク対応やデジタル化の推進に必要なインフラを設計段階から組み立てるため、導入後の運用トラブルが起きにくい。オフィス移転時には引越し作業まで含めて一括管理できる体制を敷いており、複数業者への個別発注が不要になる。通信とオフィス工事の両方を同じ担当者に相談できるのは、調整コストの面で見逃せない利点だろう。
個人的には、IT設備と内装工事を同じ窓口で進められるという点がもっとも印象的だった。業者間の認識ずれで工期が延びるケースは業界内でよく耳にするが、ジャストリンクのように窓口を一本化している会社であればそのリスクは小さくなる。実際に複数拠点を同時に移転するようなプロジェクトでも対応した実績があり、規模の大きな案件ほどこの体制の恩恵は大きい。
梅田と新橋、二都市をカバーする拠点配置
大阪本社は大阪市北区梅田の大阪駅前第1ビル10階、東京支店は港区新橋のニュー新橋ビル7階に入居している。関西圏・首都圏の双方に専門スタッフが常駐しているため、問い合わせから現場対応までのスピードが速い。全国に事業所を持つ企業が本社と支社のリフォームを同時に進めたい場合にも、両拠点が連携して動ける。この二拠点体制は地域ごとの建築事情や商慣習の違いを吸収するうえでも機能しているという。
ある利用企業の担当者からは「大阪と東京で同じクオリティの仕上がりになるか不安だったが、進捗管理が統一されていて差が出なかった」という声が上がっている。拠点間で施工事例やデザインの知見を共有する仕組みが整っているため、担当拠点が異なっても提案の質にばらつきが出にくい。問い合わせからレイアウトプラン作成、見積もり提出までのフローも標準化されている。
レイアウト設計から床・壁・空調まで一括施工する守備範囲
パーティションの間仕切り設置、クロスの貼り替え、OAフロア敷設、電気・空調設備工事——ジャストリンクが手がけるオフィスリフォームの範囲はかなり広い。レイアウトデザインの設計段階から関与し、什器の移動やオフィス家具の新規導入まで含めて一社で完結させる。工種ごとに別々の施工会社へ依頼する従来のやり方と比べると、工期の圧縮とコスト削減を同時に狙える構造になっている。設計・施工・管理のプロセスが分断されないぶん、仕上がりの整合性も保ちやすい。
たとえばフロア全体のレイアウト変更を行うケースでは、床下配線の経路変更と間仕切りの位置決めを同じチームが並行して進められる。空調の吹き出し口と照明の配置をデスク配列に合わせて微調整するような作業も、設計者と施工者が同じ社内にいるからこそスムーズに回る。こうした細部の擦り合わせが発生するたびに業者間で確認を取る手間が省けるのは、工期に余裕のないプロジェクトでは特に効いてくる。
「プラスアルファの提案」という行動原則
株式会社ジャストリンクが掲げる「プラスアルファの提案」は、依頼された工事をそのまま仕上げるだけで終わらないという姿勢を指す。顧客が抱えるオフィス環境上の課題を聞き取ったうえで、コスト削減や工期短縮につながる代替案を積極的に出す。蓄積してきた施工事例やデザイン事例の数が判断材料になっており、過去のプロジェクトから得た知見を次の提案に転用している。業界のトレンドや最新の設備情報を反映した提案が出てくるため、発注側が自力でリサーチする負担も減る。
「最初の要望よりも良い仕上がりになった」と感じる利用者も多いようで、リピートや紹介経由の依頼が一定の割合を占めているという話も聞く。施工のヒントやアイデアを社外にも発信しており、オフィスづくりの情報源として参照されるケースがある。こうした発信活動が新規顧客との接点づくりにもつながっている。


